部員17人「三十四の瞳」の小豆島がセンバツ21世紀枠狙う (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

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 日本高野連は11日、来春の第88回センバツ高校野球大会(3月20日から12日間・甲子園)に出場する21世紀枠の各地区候補9校を発表した。四国地区は、小説「二十四の瞳」の作者・壺井栄の故郷で映画の舞台にもなった小豆島(香川)が選出。部員17人で秋季県大会を制した「三十四の瞳」が初出場を見据える。東北地区は、県大会準優勝の釜石(岩手)がノミネート。東、西日本各1校と地域を限定しない1校を加えた計3校が、一般選考とともに来年1月29日の選考委員会で決まる。
 オリーブ、そうめんにしょうゆ、そして「二十四の瞳」で有名な瀬戸内の島に吉報が届いた。21世紀枠の候補入りを果たし、初の甲子園へ第一関門を突破。ただ、試験明けの17人の部員たちはいつも通り黙々と練習をこなした。
 杉吉勇輝監督(32)も「我々がやれることは力を蓄えること。それが地方大会になるか甲子園になるか。一日一日、真摯(しんし)に向き合っていこう」と静かに呼びかけた。
 チームのテーマは「エンジョイベースボール」と「ボトムアップ」。監督から押しつけられるのではなく、練習法も選手たちが自ら考えて行っている。樋本尚也主将(2年)は「練習メニューは自分たちで決める。楽しさ、達成感、うれしさ。楽しく厳しい練習をして、結果が出る瞬間が一番うれしい」と話す。
 このスタイルでチームはぐんぐんと成長している。秋季県大会決勝では明治神宮大会を制した高松商を、延長12回の接戦の末に2―1で撃破。大阪桐蔭、敦賀気比を破った秋の王者に唯一、黒星をつけた。
 最大で6万人を超えていた島の人口も、現在は約3万人。過疎化と少子化のダブルパンチに苦しむ中、2008年に就任した杉吉監督が決断したのが「髪形の自由化」だった。丸亀高で2度甲子園に出場し、慶大でも4年春からレギュラーとして活躍した指揮官は「丸刈りじゃなかったら野球をやる子もいる。『練習時間も長くないから塾にも行けますよ』って(選手や父母に)話したこともありました」と苦笑いで振り返るが、髪形も含めて自主性を尊重した結果、選手は着実に力をつけた。
 2017年4月に土庄と統合することが決まっており、校名は小豆島中央になる予定。小豆島として甲子園に出場するチャンスは16年春、夏と17年春の3度だけだ。
 「これ(選考)ばかりは、自分たちでどうすることもできない。練習をやるだけです」と杉吉監督。部員17人全員が小豆島出身で、週末はバスとフェリーを乗り継ぎ島外での練習試合に臨む。島のハンデに負けない「三十四の瞳」が、海を隔てた憧れの甲子園を見つめている。(橋本 健吾)
 ◆「二十四の瞳」 1952年に壺井栄が発表した小説。女性教師と小学校に入学した生徒12人のふれあいを描きながら、第2次世界大戦が人々にもたらした苦難や悲劇を描いた作品。54年に高峰秀子主演で映画化されると一躍、有名になり、その後も映画、テレビドラマ化された。原作では具体的な地名は明かされていないが、作者の故郷であることから、映像作品では物語の舞台を小豆島としている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151211-00000233-sph-base


元記事はこちら>>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151211-00000233-sph-base

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