ハリル監督解任真相は選手の反乱…戦術ハマらずベルギー遠征で不満爆発(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース

[`evernote` not found]
GREE にシェア
LINEで送る

 日本サッカー協会は9日、東京都内のJFAハウスで緊急記者会見を開き、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任を発表した。田嶋幸三会長(60)は監督と選手側の不協和音を理由に挙げ、3月のベルギー遠征での選手の“反乱”が決め手となったことを示唆した。後任にはJ1・G大阪などで監督を務め、現日本協会技術委員長の西野朗氏(63)が就任した。W杯開幕まで65日、開催年に代表監督を解任するのは日本初。
 報道陣260人。テレビカメラ15台。JFAハウスの会見場は、あふれかえる人で足の踏み場もなかった。無数のフラッシュがたかれる中、ハリルホジッチ監督の電撃解任に踏み切った田嶋会長はまず、コップの水を一口飲み込んだ。
 「選手とのコミュニケーションや信頼関係が多少薄れてきたこと。そして、今までのさまざまなことを総合的に評価してこの結論に達した」
 7日に極秘渡欧。パリ市内のホテルで同監督と待ち合わせ、契約解除を通告した。決断に至った最大の決め手は、3月のベルギー遠征での選手たちの“反乱”だ。
 W杯出場を逃したマリ、ウクライナを相手に1分け1敗。「縦に速い攻撃」を強いるベンチの采配に、選手は取材の場で「ボールを保持するオプションも必要」「いい子ばかりではいけない」などと一斉に不満や疑問の声を挙げた。これに指揮官が「外部に発言するのは良くない」と応酬。不和が一気に表面化した。
 この状況を「むざむざと見ているわけにはいかなかった」という田嶋会長は、W杯ロシア大会が約2カ月に迫る中、苦渋の決断を下した。
 伏線はあった。ハリルホジッチ監督はハビエル・アギーレ前監督が八百長疑惑で解任されたのを受け、2015年3月に就任。6大会連続6度目のW杯出場という第一の目標はクリアした。しかし、その後は本大会に向けてメンバーを固定できず、強化試合でも結果が伴わなかった。
 独断専行タイプの言動に一部スタッフは困惑。人気選手を外すメンバー選考はスポンサーの不評を買った。Jリーグを欧州サッカーと比較して批判を続けたことも協会幹部の怒りを呼び、解任論がくすぶり続けた。
 田嶋会長は「新しい監督には内部からの昇格しかない」と西野朗技術委員長に打診し、了承を得た。G大阪などを率いJ1歴代最多270勝を誇る西野氏は、すでに協会やJリーグの役職を辞してコーチ人事に着手。協会を通じ「現状況を打破することが第一義だと判断した」とコメントした。12日に就任会見を開く。
 W杯出場決定後に代表監督を解任するのは日本初で、本番2カ月前は世界でも例がない。W杯イヤーの解任は他国で過去5度の例があるが、すべて1次リーグ敗退に終わっている。
 田嶋会長は「1%でも2%でもベスト16に入れる可能性を上げる選択をした」と強弁したものの、データが示す確率は0%。日本を待ち受けるのはいばらの道だ。ベスト16を逃した場合の自身の責任については、同会長は「やめる、やめないを軽々に言うつもりはない」と明言は避けた。
 “脱ハリル”の道を選んだ協会と選手たち。大ばくちが吉と出るか凶と出るか。結果を出さなければ、サムライのお家騒動として歴史に汚点を残すだけだ。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000028-sanspo-socc


元記事はこちら>>https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000028-sanspo-socc

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください